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文献検索の基礎

1.検索対象を明確化する

物事には何事にも順序があるように、特許公報や学術論文などの文献の検索にも順序があります。

特許公報にせよ学術論文にせよ、まずはじめにすることは、検索対象を明確化することです。文献検索は、データベースのデータ量と検索式によって結果が左右します。しかし、検索対象が何であるかを具体的に特定しておかなければ、文献検索の前提が崩れるわけですから、結果が意味のないものになってしまう可能性すらあります。

一方、検索対象さえ明確化すれば、あとはそれに基づいてデータベースを選択し、検索式を立てればいいだけです。しかし、文献検索をはじめてする人によくあるパターンなのですが、検索式を立てて検索を実行、検索式を立てて検索を実行、検索式を立てて検索を実行、・・・というように、延々と検索式を立てる作業と検索をする作業を繰り返し、終わりのない検索を続けてしまいがちになります。時間だけを要し、非効率だといえるでしょう。

データベースの選択や検索式を立てる前に、検索対象を明確にすることをお勧めします。


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